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Case Study

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生活協同組合コープおきなわEMS事務局

嘉手川 繁之 様

プロフィール
1976年、コープおきなわの前身となる「沖縄南部市民生活協同組合」を設立。以降、組合員が出資・運営する生活の協同組織として、暮らしをより良く豊かなものにする安心・安全な商品を提供。
現在、本部、商品センター、配送センター7カ所、店舗8カ所を運営している。
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1省エネエージェントを導入したきっかけは?

これまでも環境マネジメント国際規格 ISO14001を取得してマネジメントサイクルを回していましたが、なかなか現場職員の意識を高めることができず、思い切った省エネができていませんでした。2008年に省エネ法の改正があって、「本格的に省エネを進めなければ」と考えていたときに、日本生協連の方にファイナルゲートを紹介していただいたのがきっかけです。2010年のことです。

省エネ診断での15%の削減見込みがあったことと、初期コストがかからないこと、会って話をしたときの印象で、「一緒にやっていける」と思えたことが決め手でした。

2コスト削減効果はどれくらいありましたか?

本部と商品センター、7つの配送センター、8つの店舗で導入していますが、年を重ねるごとに4.1%、8.0%と省エネ率は増えていきました。2013年度で9.9%、3,909万円の削減を実施しました。また、現在では、11.3%と推移しています。中には20%以上効果を上げた拠点もあります。沖縄はもともと電力コストの高い地域なので、金額的にも大きかったです。

ファイナルゲートの省エネチューニングは、中身の見えないものではなく、事務所の作業スペースに付けてもらった個別のスイッチのように参加型のものあったので、自然と職員たちの意識も高まりました。

年度別エネルギー使用量推移

3担当者の対応はいかがですか?

沖縄は離島のため情報量や専門家の数が足りず、他と比べて不利な状況にあります。補助金利用はするものの成果を残せない業者もいるのです。私も省エネの専門家ではないので、コンサルティングをきちんとしていただけることも大きな魅力でした。

私たちとファイナルゲートは、いわば運命共同体です。省エネが進むほど報酬が増えるわけですから、私たちと同じ考え方で対応をしているという信頼はあります。実作業でも報告でも相談でも、皆さん誠意ある対応をしていただいています。

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4ファイナルゲートへのリクエストは?

ホームページ上に契約企業向けの会員ページがあると嬉しいですね。今でこそ各拠点の担当者が直接相談するようになりましたが、以前は私を通して相談することが多かったのです。導入拠点が17もあると、かかる手間も大きくて。

会員ページでFAQや省エネ事例などが見られると情報交流の場にもなりますし、問題解決のスピード感も変わってくると思うんですよ。業務上の守秘義務もあって難しい部分もあるでしょうが、検討していただきたいですね。

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5ファイナルゲート へのこれからに期待することは?

コープおきなわは、電力事業の可能性を検討しています。今後は専門的な調査なども必要になってくると考えています。

省エネのチューニング作業や機器のメンテナンスなど、職員に引き継げるところは引き継いでいって、今後はコンサルティング業務を中心により専門性の高い分野でサポートしていただければと思います。

取材・文:田中敦 撮影:平田光二

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